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大切な歯を失い、インプラントとブリッジのどちらを選ぶべきか悩んでいませんか？この選択は、今後の食事の大きな楽しみや素敵な笑顔にまで影響するため、簡単な問題ではありません。

この記事では、「治療方法」「見た目の美しさ」「治療にかかる費用」など7つの重要な項目で両者を徹底比較します。ご自身の価値観や将来のライフプランに本当に合った、最適な治療法を見つけるための参考にしてください。

 

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インプラントとブリッジの比較

治療方法

インプラント治療

歯を失った部分の顎の骨に、チタン製の人工歯根を埋め込む外科手術を行います。この人工歯根が骨としっかり結合するのを待ってから、その上に人工の歯を取り付けます。最大の特長は、ブリッジと異なり、周りの健康な歯を一切削る必要がない点です。

ブリッジ治療

外科手術は行いません。歯を失った部分の両隣にある健康な歯を削って土台にします。そこに橋を架けるように、連結した人工歯を被せて固定します。歯の型取りから装着までが比較的スムーズに進むのが特徴です。

手術が必要か、そして健康な歯を削る必要があるか、という点が二つの治療法を分ける大きな違いです。

 

審美性

お口の見た目は笑顔の印象や自信に直結するため、治療法を選ぶうえで非常に重要なポイントです。特に前歯の治療においては、見た目の自然さが患者さんの満足度を大きく左右します。インプラントは顎の骨に埋め込んだ人工歯根の上に直接歯を作るため、まるでご自身の歯が歯茎から生えているように見えます。

さらに、インプラントは歯根部分から歯を支えるため、天然歯に近い安定感と自然な見た目を実現できます。ブリッジは構造上、歯と歯が連結しているため、歯と歯茎のラインがインプラントに比べてやや不自然に見えやすい傾向があります。そのため、より自然な見た目を求める方には、インプラントが適していると言えるでしょう。

 

耐久性

治療した歯をどれだけ長く快適に使えるか、という「耐久性」も治療法を決めるうえで大切な判断材料になります。

 

インプラントの耐久性

耐久性が非常に高く、長持ちしやすい治療法です。

人工歯根が顎の骨と直接結合するため、ぐらつくことなく、ご自身の歯に近い安定した状態を長期間保つことができます。

 

ブリッジの耐久性

一般的な寿命は7〜8年といわれています。ブリッジの耐久性は、土台となっている両隣の歯の状態に大きく左右されます。土台の歯が虫歯になったり、歯周病で弱ったりすると、ブリッジ全体を支えられなくなり、作り直しが必要になる場合があります。

 

メンテナンス

治療後の歯を長持ちさせるには、毎日のセルフケアと歯科医院での定期的なプロフェッショナルケアが欠かせません。

 

インプラントのメンテナンス

インプラントのメンテナンスは、基本的にご自身の歯と同じように歯磨きを行います。

ただし、「インプラント周囲炎」というインプラント特有の歯周病を予防することが非常に重要です。ご自宅での丁寧なブラッシングに加え、歯科医院での定期的なクリーニングやチェックが不可欠です。

 

ブリッジのメンテナンス

ブリッジのメンテナンスでは、連結された人工歯と土台の歯の境目や、歯茎との隙間に汚れが溜まりやすい構造になっています。ブリッジの下の部分を丁寧に掃除し、汚れを溜めないことが土台の歯を虫歯から守るために重要です。

 

保険適用の有無

治療にかかる実際の費用は、公的な医療保険が実際に適用されるかどうかで大きく変わります。

 

インプラント

インプラントは原則として保険が適用されない「自費診療」となります。そのため、治療にかかる費用は全額自己負担となり、結果的に高額になりやすいです。

加えて、歯科医院によって費用設定が大きく異なるため、事前に詳細を確認することが重要です。

 

ブリッジ

ブリッジは「保険適用」で受けることが可能です。ただし、保険適用の場合は使用できる材料に制限があります。具体的には、金属製のものが中心となり、見た目を特に気にする方には不向きな場合があります。

 

治療費用

治療法を選ぶ際、費用は誰もが気になる点です。インプラントとブリッジでは、費用の目安が異なります。

 

インプラントの費用

自費診療のため、費用は高額になる傾向にあります。

相場として、1本あたり35万円から70万円程度が目安です。

また、顎の骨の量が足りない場合に骨を増やす手術が必要になると、追加で費用がかかります。

 

ブリッジの費用

保険適用か自費診療かで費用が大きく変わります。

見た目の美しさや耐久性を求めてセラミック素材を選ぶ自費診療の場合、失った歯1本分のブリッジで25万円から45万円程度が目安となります。

 

治療期間

インプラント

インプラントの治療期間は比較的長く、まず人工歯根を顎の骨に埋め込む手術後、骨と結合するまでに3ヶ月から6ヶ月の治癒期間を設けます。この期間中は、インプラントがしっかりと骨に固定されるのを待ちます。その後、人工歯を取り付けるため、全体の治療期間は半年から1年ほどになることが多いです。

 

ブリッジ

ブリッジの治療期間は短期間で完了することが大きな特徴で、最初に来院した際に土台となる歯を削って型を取り、次にブリッジが完成したら装着するという流れで進みます。通院回数も少なく、通常は約抜歯から2か月ほどで治療を終えることができます。

 

インプラントのメリット・デメリット

メリット

インプラント治療には多くの利点があり、特に患者様が実感しやすいメリットは4つあります。

・周りの健康な歯を守り、失った部分だけで治療が完結するため、大切な歯を傷つけずに済みます。

・顎の骨に人工歯根を直接固定するため、自分の歯のようにしっかり噛めます。

天然の歯の噛む力を100%とすると、インプラントは約80%まで回復するといわれています。

・歯茎からご自身の歯が生えているように見えるため、見た目が自然で美しいです。

人工歯には、天然歯に近い色や透明感を再現できるセラミックなどを使用できます。

・適切なメンテナンスを続けることで、非常に長く使い続けられる可能性があります。

 

デメリット

多くのメリットがある一方で、インプラント治療にはいくつかの注意点も存在します。

・歯茎を切開し、顎の骨に人工歯根を埋め込むための外科手術が必要になります。手術への不安や、身体的な負担がある点はデメリットといえるでしょう。

・手術後、人工歯根と顎の骨がしっかり結合するまでに、数ヶ月の治癒期間が必要です。

・インプラント治療は公的医療保険が適用されない自費診療のため、費用が高額になります。

・インプラント自体は虫歯になりませんが、歯周病に似た「インプラント周囲炎」という病気になるリスクがあります。

インプラントを長持ちさせるには、毎日の丁寧なセルフケアと歯科医院での定期的なチェックが欠かせません。

 

ブリッジのメリット・デメリット

メリット

ブリッジ治療は、身体的な負担、費用の面でメリットがあります。

インプラントのような外科手術を伴わない点は、安心材料となるでしょう。

・歯茎の切開などを伴う手術がないため、身体的な負担を抑えられます。

・歯の型取りからブリッジの装着まで通常は約2〜4週間で完了し、通院回数も2、3回程度で済むことが多いです。

・条件を満たせば公的医療保険が適用されるため、費用を抑えられます。自費診療のインプラントに比べ経済的な負担が軽く、歯の機能を回復可能です。

・ご自身の歯に固定するため、入れ歯のようにずれたり外れたりする心配がなく、取り外して手入れをする手間もありません。

噛む力は天然の歯の6割程度まで回復するといわれ、日常的な食事を楽しめます。

 

デメリット

ブリッジ治療には多くのメリットがある一方で、長期的な視点で考慮すべき、いくつかの重要なデメリットが存在します。特に、健康な歯への影響は慎重に考える必要があります。

・ブリッジを支えるため、両隣にある虫歯でもない健康な歯を削らなくてはなりません。失った歯1本分の噛む力を、両隣の2本の歯だけで支え続けることになります。そのため、支えの歯には常に大きな力がかかり、根が割れてしまうリスクが高まります。

・ブリッジは構造上、人工歯と歯茎の間や連結部分に汚れが溜まりやすいです。ブリッジの一般的な寿命は7〜8年といわれ、永久に使えるわけではありません。

 

インプラントとブリッジどちらがおすすめ？

インプラントがおすすめの人

インプラントは、優れた機能性や美しい審美性、将来の健康な口腔内の健康を重視する方に適した治療法です。

・ご自身の歯を、可能な限り一本でも多く残したいと考える方、周りの大切な健康な歯を一本も削りたくない方におすすめです。

・顎の骨にしっかりと直接固定するため、ご自身の歯と変わらず同じようにしっかり噛みたい方は、硬いお肉なども全く気にせず楽しめます。

・歯茎からご自身の歯が、まるで生えているように見えるため、見た目の美しさを何よりも大切にしたい方には、非常に自然な仕上がりとなります。

・適切なメンテナンスを入念に続ければ、治療した歯を、できるだけ長く使い続けたい方は、長期的に安定して機能することが十分に期待できます。

 

ブリッジがおすすめの人

ブリッジは、治療期間や費用、身体的な負担をできるだけ抑えたいと考える方に適した治療法です。

*   外科的な手術を避けたい方

    　歯茎を切ったり骨に穴を開けたりする手術がないため、身体的な負担が少ないです。

*   できるだけ早く、短期間で治療を終えたい方

    　歯の型取りから装着まで、通常は約2週間から4週間ほどで完了します。

*   まずは保険診療で、経済的な負担を抑えたい方

    　公的医療保険が適用されるため、費用を抑えて歯の機能を取り戻すことができます。

*   土台となる両隣の歯が、すでに被せ物である方

    　ブリッジのデメリットが軽減されます。

以上のような方にブリッジがおすすめとなります。

 

インプラントかブリッジで悩んでいる方は、堺市南区の「C&Cナカイデンタルクリニック」へご相談ください

インプラントかブリッジで悩んでいる方は、堺市南区の「C&Cナカイデンタルクリニック」へご相談ください。費用や期間、見た目の美しさ、残った歯への影響など、考慮すべき点は多岐にわたります。特に、インプラント治療は外科手術を伴うため、全身の健康状態や服用中の薬など、詳細な情報が必要となります。

堺市南区の「C&Cナカイデンタルクリニック」では、患者様一人ひとりのお悩みに真摯に耳を傾けることを第一に考えています。精密な検査でお口の状態を正確に把握し、それぞれの治療法の利点だけでなく、将来起こりうるリスクについても包み隠さずご説明します。ご自身が心から納得できる治療法を、私たちと一緒に見つけていきましょう。まずはLINEでお気軽にご相談ください。無料相談を承っております。

 

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