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インプラント治療は何歳まで受けられる?治療前に確認すべきポイントも解説

インプラント / ブログ

この記事を監修した人

C&Cナカイデンタルクリニック院長 行村 直也

院長の行村は歯内療法、矯正、インプラントの全顎的な治療を専門とします。国際口腔インプラント学会認定医として高度なインプラント治療の経験と豊富な知見で様々なインプラント治療の選択肢のご提案が可能です。

患者様の価値観を尊重し、納得し、安心して治療を受けられる歯科治療を大切にしています。

インプラント治療は何歳まで受けられる?

「インプラント治療は年齢制限があるのでは」「高齢だと受けられないのでは」と不安を感じていませんか。かつては年齢を理由に治療を諦めるケースもありましたが、現在は全身の健康状態が良好であれば、年齢に関わらず治療を受けられる可能性があります。

 

本記事を通じて、年齢を理由に諦めていたインプラント治療を前向きに検討し、ご自身に最適な治療選択をするための明確な道筋を見つけられるでしょう。

 

大阪でインプラント治療を検討中の方は、実績豊富なC&Cナカイデンタルクリニックまでご相談ください

 

インプラント治療は何歳まで受けられる? 

基本的に「何歳まで」といった制限はない

インプラント治療には下限年齢がありますが、上限年齢に明確な制限はありません。

 

下限年齢は、あごの骨が成長途中である10代の方には推奨されません。骨が完全に成長しきっていない段階でインプラントを入れると、あごの骨の成長とインプラントが固定された部分とのバランスが崩れてしまうことがあるためです。

 

一般的には18歳以上が目安とされますが、個人の成長には差があるため、歯科医師が慎重に判断します。

 

一方、高齢の方に「何歳まで」という具体的な上限年齢は定められていません。インプラント治療において重視されるのは、年齢そのものよりも、次の点です。

 

・全身の健康状態:持病の有無や、内服している薬の種類など。

・ あごの骨の状態:インプラントを埋め込むのに十分な骨量があるか、骨密度はどうか。

・治療後の適切な口腔ケア:インプラントを長持ちさせるために、日々の丁寧な歯磨きや定期的な歯科医院でのメンテナンスを続けられるか。

 

これらの条件が満たされていれば、高齢でもインプラント治療を受けることはできます。そのため、年齢を理由にインプラントを諦めてしまう前に、まずは歯科医院でご自身の状態を詳しく相談してみましょう。

 

高齢者の方がインプラント治療を受けるリスク 

外科手術による体力面のリスク

インプラント治療には、あごの骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込む外科手術が必要です。高齢になると、手術による体への負担を心配される方もいるでしょう。特に、高血圧症、  糖尿病や心臓病のような持病がある方や、複数の薬を服用している方は、手術中に体調が変化する可能性があります。

 

麻酔を使用し、ある程度の時間がかかる手術では、体に負担がかかることも考えられます。術後の回復には体力が欠かせないため、ご自身の健康状態や体力について、事前に歯科医師や医科の主治医とよく相談することが大切です。

 

日々のお手入れが困難になるリスク

インプラントを長持ちさせるには毎日の歯磨きが欠かせません。しかし高齢になると、以下の理由から、ご自身だけでの細かいお手入れが難しくなる場合があります。

 

・手先の動きにくさ: 加齢により、手先が動かせなくなることがあります。

・視力の低下: 細かい部分が見えにくくなり、歯ブラシが届いているか確認しづらくなります。

・  認知機能の低下: 口腔ケアを忘れたり、適切に行えなくなったりする可能性も考えられます。

 

インプラント周りに食べかすやプラークが残ったままでは、インプラント周囲炎のリスクが高まります。そのため、ご自身でのお手入れが難しい場合には、ご家族のサポートや介護施設での協力体制も検討する必要があります。

 

インプラント周囲炎になるリスク

インプラント周囲炎とは、インプラントの周りの歯ぐきや骨が炎症を起こす病気です。天然歯の歯周病とよく似ていますが、インプラントには神経がないため、進行しても痛みを感じにくく、気づかないうちに悪化してしまうことがあります。

 

この病気が進むと、インプラントを支えているあごの骨が溶けてしまい、最終的にはインプラントが抜け落ちる可能性もあります。高齢者の方がインプラント周囲炎を発症しやすい要因は、免疫力の低下、唾液の分泌量の減少、不十分な口腔ケアなどが挙げられます。

 

さらに、糖尿病や喫煙といった全身的な健康状態も、この病気のリスクを高めることが知られています。この病気を防ぐためには、毎日の適切な歯磨きと、歯科医院での定期的な専門的なメンテナンスが非常に重要です。

 

高齢者の方がインプラント治療を受ける際の注意点

全身の健康状態に問題がないか確認する

インプラント治療を受ける前には、全身の健康状態に問題がないかを確認することが欠かせません。インプラント治療は外科手術を伴うため、持病や服用している薬が手術の安全性や術後の回復に大きく影響する可能性があるためです。

 

特に、糖尿病、高血圧症、心臓病、骨粗しょう症の治療薬(ビスホスホネート製剤など)、血液をサラサラにする薬(抗凝固剤・抗血小板薬)などを服用している場合は、必ず事前に歯科医師に伝えてください。これらの情報には、患者さまが現在抱えている病状や、過去の治療歴なども含まれるため、安全な治療計画を立てる上で不可欠です。かかりつけ医と歯科医師が密に連携し、患者さまの状態に合わせた適切な治療法を検討します。

 

骨量を確認する

インプラントを安全に埋入し、長期間にわたって安定させるためには、顎の骨の量が十分にあるかを確認することが大切です。インプラントは人工の歯根を顎の骨に直接埋め込み、骨としっかりと結合させることで機能するためです。

 

歯を失った状態が長く続くと、顎の骨は徐々に吸収され、痩せてしまうことがあります。骨の量が不足していると、インプラントを安定して支えられず、治療ができない、またはインプラントが早期に抜け落ちるリスクが高まる可能性があります。

 

歯科医院では、CTスキャンなどの精密な検査で、顎の骨の厚みや密度、骨の質を詳細に調べます。もし骨の量が足りない場合でも、骨を増やす手術によって、インプラント治療が可能になることがあります。ご自身の骨の状態に合った適切な方法を、歯科医師と相談して選びましょう。

 

先に虫歯や歯周病を治療する

インプラント治療を成功させるには、事前に口の中にある虫歯や歯周病を徹底的に治療しておくことが重要です。特に歯周病は、インプラントの治療成績に大きく影響します。天然歯の周りの歯周病菌は、インプラントの周りの組織にも感染しやすく、インプラント周囲炎という病気を引き起こすリスクを高めることが知られています。これらの細菌がインプラント周囲の骨を破壊し、長期的な安定性を損なう恐れがあるのです。

 

インプラント治療を始める前に、残っている歯の虫歯治療、歯周病治療、そして歯石除去などの徹底的なクリーニングを受けることで、術後の合併症リスクを減らし、インプラントの予後を良好に保つことができます。これにより、インプラントはより長期間、快適に使用できる状態が期待できるでしょう。

 

術後のメンテナンスを徹底する

インプラントを長期に快適に使うには、術後のメンテナンスが不可欠です。インプラントは虫歯になりませんが、天然歯と同様に「インプラント周囲炎」のリスクがあるためです。この病気を防ぎ、インプラントを長持ちさせるには、毎日の歯磨きでインプラント周囲のプラーク(歯垢)を除去し、デンタルフロスや歯間ブラシの使用で隙間の汚れも除去することが重要です。

 

また、歯科医院での定期検診では、歯科医師がインプラントの状態をチェックし、専門的なクリーニングで歯石やバイオフィルムを除去します。ブラッシング指導では、効果的な歯磨きの方法を指導します。適切なメンテナンスを続けることで、インプラント周囲炎のリスクを最小限に抑え、インプラントを長く安定して使用できる可能性が高まります。

 

高齢者の方がインプラント治療を受ける前に確認すべきポイント 

実績・経験豊富な歯科医院を選ぶ

高齢者のインプラント治療は、歯科医師に高い専門性と豊富な経験を求めます。加齢に伴う全身の健康状態の変化や顎の骨の状態は一人ひとり異なるため、それらを慎重に考慮した上で、患者さまに適した治療計画を立案できる高度な専門知識と技術が不可欠だからです。

 

また、インプラントを長持ちさせるには、治療後の適切なメンテナンスが不可欠なため、歯科医院が継続的なサポート体制を構築しているかどうかも重要な判断基準となります。

 

リスクをしっかりと把握する

インプラント治療を受ける前に、治療に伴うリスクを把握し、不明な点は担当の歯科医師に確認することが大切です。例えば、手術の合併症や、治療後のメンテナンスの必要性、費用に関する詳細などを事前に理解しておくことが推奨されます。疑問や不安があれば、遠慮せずに質問し、納得できるまで説明を求めるようにしましょう。

 

費用面での心配や、治療期間の見通しについても、率直に相談することが、後々のトラブルを防ぐことに繋がります。ご自身の健康と将来のために、十分な情報を得てから治療に臨むことが重要です。

 

他の選択肢も検討する

インプラント治療は優れた欠損補綴の選択肢ですが、すべての人にとって最適な治療とは限りません。ご自身の健康状態、口腔内の状況、経済的な負担、そして治療後のケアへの意欲などを総合的に考慮し、インプラント以外の治療法と比較検討することが重要です。

 

歯科医師は、インプラントだけでなく、入れ歯やブリッジそれぞれのメリットとデメリットについても詳しく説明し、患者さまの状況に合わせた選択肢を提案してくれるはずです。ご自身のライフスタイルや価値観に最も合った治療法を選ぶことが、長期的に満足度の高い口腔機能へとつながります。複数の選択肢を比較検討し、納得の上で治療法を決定しましょう。

 

高齢の方のリスクについてはこちらもご参照ください。

 

年齢的にインプラントが受けられるか不安な方は、堺市南区の「C&Cナカイデンタルクリニック」へご相談ください

年齢的な不安がある方も、堺市南区の「C&Cナカイデンタルクリニック」へご相談ください。インプラント治療は、単に年齢だけで可否が決まるものではありません。患者さまお一人おひとりの全身の健康状態や口腔内の状態を丁寧に診察し、治療が可能かどうかを総合的な視点から判断しています。

 

当クリニックでは、患者さまの不安に寄り添い、丁寧なカウンセリングを行っています。インプラント治療のリスクやメリットはもちろんのこと、患者さまのライフスタイルに合わせた他の治療選択肢についても、わかりやすくご説明します。

 

まずは、お気軽にお問い合わせください。

 

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