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インプラントの治療期間は平均どれくらい?治療期間の内訳をステップ別に紹介

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この記事を監修した人

C&Cナカイデンタルクリニック院長 行村 直也

院長の行村は歯内療法、矯正、インプラントの全顎的な治療を専門とします。国際口腔インプラント学会認定医として高度なインプラント治療の経験と豊富な知見で様々なインプラント治療の選択肢のご提案が可能です。

患者様の価値観を尊重し、納得し、安心して治療を受けられる歯科治療を大切にしています。

失った歯の機能を取り戻すインプラント治療。ブリッジが約1ヶ月で終わるのに対し、なぜインプラントだけ時間がかかるのでしょうか?その答えは、治療の安全性と安定性を左右する、極めて重要なプロセスに隠されています。

この記事では、インプラントと骨が結合するのを待つ期間や、骨を増やす手術など、治療期間の内訳をステップごとに解説します。あなたのケースではどれくらいの期間が必要か、イメージを掴むためにも、ぜひご一読ください。

 

インプラントの平均治療期間

インプラント治療を検討する際、多くの方が治療期間を気にされますが、お口の状態は一人ひとり違うため、一概に期間を定めることはできません。

一般的に、最初のカウンセリングから人工の歯が入るまでの期間は、平均で約3ヶ月から12ヶ月です。インプラント治療に時間が必要な最も大きな理由は、安全性のためです。埋め込んだインプラントとあごの骨がしっかりと結合するのを待つ期間が不可欠だからです。

この結合には通常3ヶ月から6ヶ月ほどかかります。骨の密度や患者さんの健康状態によっても期間は異なってきます。焦らずじっくりと骨と結合させることが、治療の成功にとって非常に重要なのです。

 

インプラントの治療期間をステップ別に解説

カウンセリング・精密検査:2~14日程度

インプラント治療の成功は、この最初のステップにかかっていると言っても過言ではありません。安全で確実な治療計画を立案するために、非常に重要な期間です。通常、2回から3回ほどご来院いただき、期間としては2日から2週間程度かかります。

この段階では、まず患者さんのお悩みやご希望を詳しくお伺いします。その上で、お口の中の状態を正確に把握するための精密検査を行います。検査結果をもとに、患者さん一人ひとりに合わせた治療方法を複数提案します。それぞれの治療法のメリット・デメリット、期間、費用などについて詳しくご説明し、ご納得いただけるまで話し合います。

もし検査で歯周病が見つかったり、インプラントを支える骨が不足していると判断されたりした場合は、先にそれらの治療(事前治療)が必要です。お口の中の環境を整えることが、インプラント治療の安全性を高めるからです。

 

インプラント手術:1日程度

治療計画にご同意いただけたら、インプラント(人工歯根)をあごの骨に埋め込む手術を行います。インプラントの手術には、お口の状態に応じて主に2つの方法があります。

抜歯即時埋入法

歯を抜いたその日のうちに、インプラントを埋め込む方法です。ただし、あごの骨の状態が良いなど、適用できる条件が限られます。

抜歯待時埋入法 

抜歯後、歯茎や骨の傷が治るのを待ってからインプラントを埋め込む、より一般的な方法です。抜歯から3~6ヶ月程度の治癒期間をおくため、より多くの症例に対応できます。

手術は局所麻酔を効かせてから行うため、手術中に痛みを感じることはほとんどありません。

 

インプラント定着期間:2~6ヶ月程度

手術で慎重に埋め込んだインプラントが、あごの骨と完全にしっかりと結合するための「定着期間」を設けます。この期間は、インプラント治療の長期的な成否を左右する極めて大切な時間です。骨とインプラントが一体化するこの素晴らしい現象を「オッセオインテグレーション」と呼びます。

インプラントの主要な素材であるチタンと骨が、分子レベルで強固に結合するのを丁寧に待つのです。結合が不十分だと、インプラントが早期に抜け落ちるなどのトラブルにつながる可能性があります。一般的に、上のあごで約6ヶ月、下のあごで約3ヶ月の期間が必要です。この期間中は、インプラントに過度な負担をかけないよう、硬い食べ物を極力避けるなどいくつかの注意点があります。

 

人工歯のセット:1日

インプラントとあごの骨がしっかりと結合したことをレントゲンなどで確認できたら、いよいよ最終的な人工の歯(上部構造)を取り付けます。この取り付け作業自体は、1日で完了します。

まず、インプラント本体と人工歯をつなぐ土台部分(アバットメント)を装着します。その後、お口の中の型を取り、その型をもとに患者さんの歯の色や形、かみ合わせに合わせたオーダーメイドの人工歯を作製します。

完成した人工歯をアバットメントに装着して固定すれば、治療は完了です。ご自身の歯と同じように、しっかりと噛んで食事を楽しみ、自然な笑顔を取り戻すことができます。

 

治療後には継続したメンテナンスも必要

インプラントは、人工歯を装着したら終わりではありません。その歯を長く快適に使い続けるためには、治療後の継続的なメンテナンスが不可欠です。

インプラント自体は虫歯にはなりませんが、お手入れを怠ると「インプラント周囲炎」という、歯周病に似た病気を引き起こす可能性があります。インプラント周囲炎は自覚症状が出にくく、気づかないうちに進行しやすいのが特徴です。

そうならないためにも、以下の2つのケアが重要になります。

①毎日の丁寧な歯磨きで、インプラントの周りを清潔に保ちます。

②3ヶ月から半年に1回程度、定期的に歯科医院で検診を受けましょう。検診では、インプラントの状態やかみ合わせのチェックなどを行います。

ご自身の歯と同じように大切にケアをしていくことが、インプラントを長持ちさせる秘訣です。

 

インプラントの治療期間が延びる原因

骨移植・造成手術

インプラント治療は、チタン製の人工歯根をあごの骨に埋め込む治療です。インプラントをしっかりと支えるだけの骨の量(厚みや高さ)が不可欠となるため、骨の量を補うために「骨移植・造成手術」が行われます。

この手術により、インプラント治療の土台となる丈夫な骨を確保し、治療の成功率を高めます。この手術を行うと、移植した材料がご自身の骨としっかり結合し、成熟するまで待つ必要があり、治癒期間がおおよそ3ヶ月から6ヶ月ほどかかるため、その分だけインプラント治療全体の期間が長くなります。

時間はかかりますが、インプラントの安定性を高め、長期的に使い続けるために非常に重要な処置です。十分な骨量を確保することで、インプラントは本来の機能を発揮できます。

 

骨誘導再生

骨誘導再生はGBR法とも呼ばれ、骨が不足している部分の再生を促す処置です。骨誘導再生は、失われた骨の機能を回復させることを目的としています。骨移植・造成手術よりも、骨の欠損が比較的小さい場合に適用されることが多いです。

インプラントを埋め込む部分に、骨の代わりとなる材料(骨補填材)を置き、その上を「メンブレン」という特殊な膜で覆います。このメンブレンは、骨以外の組織が侵入するのを防ぐ役割も担っています。メンブレンで保護された空間の中では、骨を作る細胞だけが優先的に集まり、骨がゆっくりと再生していきます。

この治療法では、骨が十分に再生されるまで3ヶ月から6ヶ月ほどの期間が必要です。患者さんの状態によっては、さらに 期間を要することもあります。

 

歯茎の移植手術

インプラントを長持ちさせるためには、あごの骨だけでなく、その周りの歯茎の状態も非常に重要です。特に、インプラント周囲にある硬くて動かない歯茎の存在が、インプラントの寿命を左右します。

この硬い歯茎が薄かったり、不足していたりすると、インプラント周囲炎のリスクが増大します。歯茎が十分な厚みと幅を持つことで、インプラント周囲の組織を保護し、炎症を防ぐことができるのです。歯茎のバリア機能が弱いため、細菌が侵入しやすく、歯周病に似たインプラント周囲炎のリスクが高まります。

移植した歯茎が生着するには、1ヶ月から2ヶ月ほどかかります。インプラントを汚れや細菌から守り、長期的な安定を得るために大切な処置です。

 

インプラントの治療期間でよくある質問

インプラント治療中で歯がない期間はどれくらい?

インプラント治療中に歯がない期間は、通常3ヶ月から12ヶ月程度です。治療期間中ずっと歯がないまま過ごすことはありません。歯がない状態の期間は、抜歯から人工歯装着までです。

しかし、見た目や食事への影響を最小限にするため、多くの場合仮歯を使用します。仮歯は、日常生活を不便なく過ごすための役割を果たします。審美性の回復として口元を自然に保ち、機能性の維持として食事や会話をサポートします。歯並びの保護として、歯が抜けたスペースへの倒れ込みを防ぎます。

仮歯には取り外し可能なタイプや固定式のタイプがあり、お口の状態に合わせて使用します。歯がない状態が生じるのは、主に抜歯後の治癒期間とインプラントの定着期間です。これらの期間中も仮歯を装着することで、見た目の心配なく過ごせます。

 

インプラントの治療期間を短くすることはできる?

お口の状態によっては、インプラントの治療期間を短縮できる場合もありますが、何よりも優先されるべきは、治療の「安全性」と「長期的な安定性」です。特に、骨の量や質、感染症の有無などは、治療の成否を大きく左右します。

抜歯即時埋入法は、抜歯とインプラント埋入の手術を1回で済ませられるため、歯茎の治りを待つ期間が不要になります。ただし、この方法は誰にでも適用できるわけではなく、安全に行うためには、いくつかの条件を満たす必要があります。

例えば、十分な骨の量があることや、感染がないことなどが挙げられます。治療期間を短くしたいというご希望がある場合も、まずはCTなどによる精密検査でお口の状態を正確に把握することが不可欠です。精密な検査によって、最適な治療計画を立てることができ、結果的に患者さんの満足度向上につながります。

 

インプラントの治療期間について不安がある方は、堺市南区の「C&Cナカイデンタルクリニック」へご相談ください

インプラントの治療期間は平均3ヶ月から1年ほどと幅広く、患者さんの状態や骨量、治療計画によって異なります。特に骨量が十分でない場合は骨造成手術が必要になることもあり、治療期間が長くなる傾向があります。検査結果をもとに歯科医師があなただけの治療計画と期間の見通し、費用のご説明、インプラント以外の選択肢を分かりやすくご説明します。

他の選択肢としてはブリッジや入れ歯などがあり、それぞれのメリット・デメリットもご説明いたします。C&Cナカイデンタルクリニックは、インプラントで25年以上の治療実績を持っています。まずはLINEでお気軽にご相談ください。無料相談を承っております。

 

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